新しいお茶碗を買った。物からエネルギーをもらったこと
先月、たまたま遊びに行った場所で陶器市なるものを開催しており、時間があったので立ち寄ることになりました。
全国の窯元が各テントでお店を開いており、小規模ながらワクワクする雰囲気でした。
そこで「あ、これいいな」と目についたお茶碗を購入したのですが、改めて食器の大切さを感じる機会となったので記録したいと思います。
茶碗を買った経緯
特に買い替えを考えていませんでした。
最近家計管理を気にしていることもあり、不用意に物を買いたくないという気持ちもあります。
旧茶碗は10年ほど前に波佐見で購入したものです。仕事で少し関わった会社の作ったものなので思い入れがあります。全く欠けることなく丈夫で、本当に日常にストレスはありませんでした。
高台に水がたまらない構造で、その珍しさが気に入って購入したのですが、絵柄は好みじゃありませんでした。
新茶碗は飛びガンナの文様がシンプルでかっこいいな、と思い手に取りました。
値段を見ると1000円。作家さんものにしてはリーズナブルだと思います。
店内をよく見るといろんなサイズ感のお茶碗が並んでおり、茶碗が得意な作家さんなのかな、と感じました。
ものすごく気に入った!という感じはなかったけど、値段がリーズナブルだったので迷った末に購入しました。
使ってみたら思いのほか良かった
次の日から早速新しい茶碗を使いました。
軽さだったりサイズ感はお店で確認した通り良い。ご飯も美味しそうに見える。
でもなんだろうこのワクワク感。ご飯をよそうのが楽しい!!
お店で買った時以上の嬉しさがこみ上げました。
お茶碗を買って良かったこと
・新しいものを使うワクワク感があった
・他の食器との見た目の相性が良かった
・思ったより内容量があったので、ご飯の上に納豆を乗せても安定感があった
100パーセントときめかなくても買っても良い
今回お茶碗を買って思ったのが、「100パーセント好きなものじゃなくても買って良い」ということ。
食器って毎日使うし必要なものだけど、割れたり欠けたりしていないのに買い替えをするのか?って悩みます。 特に最近家計のことが気になるもんで、こういう中途半端な買い物を控えたいなと思っていました。
80%の「これいいな」で購入しても、使ってみたら新たな発見があり、100%になることもある。新しい茶碗を使って初めて、旧茶碗へのときめきがなくなっていることに気付きました。寿命ではないけど、冷めた関係、、という感じでしょうか。
毎日3食のご飯、特に息子のご飯にはいろいろ悩んでいるので、食事の時間が少し楽しくなったことは本当に良かったと思います。
ちなみに夫は独身時代から100均のお茶碗を使っています。
これも買い替えが必要だと思うので、どこぞの陶器市で良いものにめぐり会えるのを楽しみしたいと思います。